さぶかるちゃん

車にも酒にも旅行にもお金をかけないロスジェネ世代のためのゆるふわ系サブカルニュース

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紙の本の代替物? それともウェブの延長? 電子書籍をめぐる状況まとめ

10月25日に発表されたKindle ダイレクト・パブリッシング。
個人で作った電子書籍をAmazonで簡単に売れるということで、いろんな人が挑戦をはじめています。

kdp
Kindle ダイレクト・パブリッシングで出版してみた!




それにたいして、紙の出版物の代替品としての電子書籍とは違った、ウェブ目線のこんな意見も登場。


ブログからKDPで出版するルートが見えたからこそ、もう一度ウェブログというブログの語源を考えてみるべきである

ブログは、別に本を書きたい人のためのツールじゃありません。有名になりたい人のツールでもありません。

ただ、自分のテキストを貯めこんだ人には、こんな形でときどきギフトがやってくるのです。つまり、KDPが始まるから、おれもやってみよう!では遅いのです。

でも、それはあくまでも今の時点での話です。だって、ゴールは別に今でなくていいのです。 だから、KDPで色めき立った人たちにこそ、私は「ワードを捨てて、ブログを書け!」と言いたいのです。




こんな実例も出てきているとのこと。


ブログからKDPで出版するルートが見えたからこそ、もう一度ウェブログというブログの語源を考えてみるべきである

残念な聖戦残念な聖戦
著者:代々木 犬助
販売元:ノベラブルブロガブルシステムズ
(2012-11-03)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

詳細は、読んでからそれぞれ判断して欲しいんですが、ネットの、いやネット業界のひとつの奇妙なサンプルの物語としても、十分すぎるほどに面白いです。

きっと、ネット業界に片足でも突っ込んだことがある人なら、この物語ぐっとくるはず。ちなみに、おれは冒頭の章に登場するヤマディアン山田が大好きです。

そして、この物語は、特定の何かの領域に怒りをぶつけるのではなく、世界が複数の回答を許さないことに怒っています。そこに向かっていくからこそ、この最終章には意味があるし、なぜそういう結末になったのかということに合点がいくのです。


もしかして、セルフパブリッシング(自己出版)で日本でもベストセラー作家が生まれる? ってこともあるんでしょうか?

sasakill

村上春樹、朝日新聞に寄稿「国境を越えて魂が行き来する道筋を塞いではならない」

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作家の村上春樹さん(63)が、東アジアの領土をめぐる問題について、文化交流に影響を及ぼすことを憂慮するエッセーを朝日新聞に寄せた。村上さんは「国境を越えて魂が行き来する道筋」を塞いではならないと書いている。

 日本政府の尖閣諸島国有化で日中の対立が深刻化する中、北京市出版当局は今月17日、日本人作家の作品など日本関係書籍の出版について口頭で規制を指示。北京市内の大手書店で、日本関係書籍が売り場から姿を消す事態になっていた。

 エッセーはまず、この報道に触れ、ショックを感じていると明かす。この20年ほどで、東アジアの文化交流は豊かになっている。そうした文化圏の成熟が、尖閣や竹島をめぐる日中韓のあつれきで破壊されてしまうことを恐れている。

村上春樹さん寄稿 領土巡る熱狂「安酒の酔いに似てる」


村上春樹は、『阿Q正伝』の魯迅からの影響をインタビューで明かしている。
以下はその具体的な事例だ。

完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。(村上春樹『風の歌を聴け』)
絶望の虚妄なることは、まさに希望と相同じい(魯迅「希望」)


また、「Q氏」なる人物が登場する「駄目になった王国」(「カンガルー日和』収録)も、魯迅、そして中国からの影響という意味では見逃せない。

中国からの影響を受けて作品を発表し、また、その作品が中国・台湾といった地域でも大きな支持を受けている村上春樹にとって、今回のような文化的国交断絶の報(もちろん、現在はまだそう断定できる状態ではないが)は、確かに大きなショックだったのだろう。

寄稿の全文は本紙でご覧いただきただい。

村上春樹さん寄稿 領土巡る熱狂「安酒の酔いに似てる」
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